# 夜に燃える秘密
薄暗い部屋の中、窓から差し込む月明かりがベッドに広がる白いシーツを淡く照らしていた。その静かな夜、玲奈は心の奥に秘めた感情に抗えず、重い空気の中でひとり身を震わせていた。
――彼が来る。
その確信に満ちた予感が、彼女の胸を高鳴らせていた。
玲奈が知り合った彼、拓海は職場での同僚だった。しかし、彼の鋭い眼差しや低い声に秘められた情熱は、日常の中で玲奈を徐々に飲み込んでいった。何度か会話を交わすうちに、彼女は無意識のうちに拓海の視線を追うようになり、彼が近づくたびに鼓動が早まるのを抑えられなかった。
そしてその夜、彼から突然のメッセージが届いた。
――「君に伝えたいことがある。今夜、会えないか?」
玲奈は迷いながらも、彼の言葉に引き寄せられるように自宅の住所を送っていた。
玄関のチャイムが鳴り、玲奈の心臓が跳ね上がる。ドアを開けると、拓海が立っていた。その表情は、いつもの職場での冷静な彼とは全く違い、熱い眼差しで玲奈を見つめていた。
「玲奈さん……今日だけでいい。僕の気持ちを受け止めてほしい。」
彼の声は震えていたが、その言葉には揺るぎない決意が込められていた。玲奈は何も言わず、拓海の手を取って中へ招き入れる。
部屋に入ると、拓海は静かにドアを閉め、玲奈の肩に触れた。その手の温もりが玲奈の全身に広がり、彼女の身体は自然と彼に引き寄せられる。
「ずっと君を見ていた。笑顔も、真剣な顔も……でも、これ以上抑えられないんだ。」
拓海の言葉が玲奈の耳元でささやかれる。玲奈は何も答えられなかった。ただ彼の瞳を見つめるだけで、自分の心が彼に完全に支配されていることを理解した。
拓海はゆっくりと彼女の頬に手を添え、唇を重ねる。その瞬間、玲奈の中に秘めていた感情が解放されるように、彼女は彼の背中に手を回し、さらに深く彼を求めた。
熱く激しいキスは、互いの想いを確かめ合うように続く。玲奈は、自分がここまで誰かを求めることができるとは思わなかった。拓海の手が彼女の背中をなぞり、震える指先がシルクのような肌に触れるたび、玲奈は彼の腕の中で溶けていくような感覚に包まれた。
「玲奈……本当に、好きなんだ。」
彼の言葉に、玲奈の心が震えた。職場での厳格な態度からは想像もつかないほど純粋で真摯な告白。その瞬間、玲奈の中にあった迷いや不安が霧散する。
「私も……拓海さん。」
玲奈の言葉に応えるように、拓海は彼女をそっと抱きしめ、唇を再び重ねた。その夜、二人の間に秘められた感情がついに解放され、月明かりが照らす部屋の中で二人の影が一つになった。
夜の静けさに包まれながら、玲奈と拓海は互いに愛を確かめ合い、燃え上がるような情熱でひとつになった。そして、その夜を境に二人の関係は深まり、誰にも語られることのない秘密として胸に刻まれるのであった。熱くなった二人が結ばれるのにそう時間はかかわらず喘ぎ声をあげながら燃え尽きるまで愛し合う。